しりげり〜な☆

しりげ姫です。姫御子です。30代後半に突入したリアルなメスの慟哭がここにある。

しりげ姫バンド戦記 その21『ボーカル希望者達』

女性ボーカル探しのお話です。

in 2009.10〜2009.11

 

 



募集してみた


メン募サイトで『オタク系バンドに加入希望の成人女性ボーカル』が見つからなかったので、こちらから募集してみました。

『アニソンバンドで女性ボーカル募集』
女性ボーカルをして頂ける成人女性を募集します。
アニソン・ボカロ曲を主に演奏しています。
ライブ時にはコスプレをします。
練習は月2〜3回程度。
練習場所は◯◯メイン。
スタジオ代として月2000円ほど頂いています云々

詳しく書いた内容をメン募サイトに投稿しました。
反響はそれなりにありました。

正直に申し上げます。


ヤバイのしかいねえええ!!!

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顔合わせの時点でこちらからお断りするパターンの方が圧倒的に多かったです。

顔合わせで良い感じだった極少数の女性達も、スタジオ練習に招いたら「こんなに真面目なバンドだと思いませんでした…私には無理です…」と、逆にお断りされました。
我々の異常性に本能的に危機を察知したとか、そういう理由じゃないですよね?💦
本当にボーカルが無理と判断して、お断りしたんですよね?💦


記憶に残る女性たち

強烈に記憶に残っている女性を、一部抜粋してお送りします。

①お金ナイナイ女性
顔合わせの際、筋肉ダルマ(真面目な時は真面目な基地外)が、メン募サイトに投稿した内容をもう一度説明していました。

筋「スタジオ代として、月2000円を頂いております」

女「えっ!?お金かかるんですか!?」

筋「はい、メン募サイトに記載した通り、スタジオ代として…」


女「えー!?払えないです!!

※成人女性


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筋「…そうですか〜、じゃあちょっと厳しいですね〜(^^)(大人の対応)」


なぜメン募の内容を読まない?
かぜ自分だけ無料だと思う?
なぜ社会人なのに月2000円出せない?


②目線を決して合わせない女性
豊満な肉体の女性と、スタバァで顔合わせしました。
彼女は目線どころか、身体全体を真横に向けて話し始めました。
そこに私達はいません。
彼女は上ずったオタク特有の早口で、手を震えさせながら「ろくろ回し」状態にして、一生懸命会話してくれました。

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『今回は別の方に決まりました』と、お断りしました。
声は可愛い方でした。


③デスボで歌いたい女性
『デスボが得意です』と言う女性。
アニソンバンドにデスボは不要なのですが、顔面がひなたそに似ているのと、しりげ姫と年齢・出身地が同じで親近感が湧いたので、歌ってもらいました。
デスボというよりは、女性が必死に低音で歌っているようにしか聞こえません。
逆に高音があまり出せなく、アニソンバンドには厳しいだろうな…と判断。
『今回は別の方に決まりました』と、お断りしました。
後日、彼女のブログを偶然発見したしりげ姫。
彼女はメンヘラでした。
危なかった…。
しりげ姫はメンヘラに惹かれる。


<番外編>
◯勝手にネットにアップする女性
筋肉ダルマとmixiで繋がっていた女性(ボーカル)が、彼に「私のバンドで、ベースのサポートをして欲しい」と依頼してきました。
基地筋は「まぁええか」と承諾し、普通にスタジオでベースを演奏しました。
彼女はその様子を動画撮影しており、基地筋に何の連絡も無く「今日のバンド風景でーす♪」と、勝手にyoutubeにあげていました。
基地筋は勿論激怒。
即削除を求め、彼女も平謝りして削除しました。

この後、C氏(健康的な女性がタイプ)が彼女と会った事があると知り、基地筋は彼女の事を聞きました。

筋「どんな女性だった?」

C「う〜ん、あんまり覚えてない。『爪の中に垢が溜まっていて汚いなぁ』って思ったぐらい。」


しりげ姫、思う

女性ボーカル募集をして思ったのは、『コスプレしてステージの上でカラオケできる』というノリの女性が多数いた事です。

当時はニコニコ動画『歌ってみた』がメジャーになってきた頃。
歌うのが好きなオタク女子には、たまらんコンテンツでしょう。
更にけいおん!が大ブレイクし、オタクバンドブーム到来。
そんな時期に、我々の『コスプレして歌えるオタクバンドの女性ボーカル』という募集。

アニソン歌える!
コスプレできる!
自分にスポットライトが当たる!

という感覚の女性が多かったように思えます。
それを否定するつもりはありません。
しかしですね、バンドで歌う事は、カラオケで歌うのと全く違うんですよ。
驚きの違い。
気軽さ皆無。

しりげ姫は一度スタジオで歌ったことがありますが、四方から攻めてくる楽器の音(スピーカー)に翻弄され『自分の声が聞こえない』という自体に陥り、ひどく混乱した記憶があります。
カラオケと全然違うってばよ!
そして「ボーカルって、すげぇ……!!」と尊敬しました。
あと楽器隊と何度も何度も練習するので、時間も金もかかる。

ボーカルはバンドの花形ですが、裏方(楽器隊)があってこそのバンドです。
『目立って歌えるなら、何でも良い』な楽器隊の事を考えられない人は、バンドを長く続ける事はできないと思います。
そういえばサブビッチさんも、演奏について話し合っている時『私は歌えれば、なんでも良いです』って、我関せずだったなぁ👹

楽器隊は自己顕示欲求強い強い人を気持ちよくさせる為のタンパク質の塊じゃないのだ!
いい加減にするのだ!!

ひなたそは良きボーカルでした。
練習前の音量合わせの時、各楽器の音をしっかり聞いて上げ下げの指示を的確にして、ちゃんと楽器隊と調和するように歌ってくれました。
そしてライブも「自分!自分!」と前面に押し出す事を一切せず、自分の「ボーカルとしての役割を真面目にこなしてくれました。
あの基地外筋肉ダルマも真面目に「ベースの役割」をこなすので、「富山の帝王」の演奏を見た人々は「ライブでは意外と普通の演奏なんですね」と驚いていました。

バンドは、メンバー全員が、楽しんで、やるもの、なんだよ😊
他のメンバーを踏み台にして、自分だけ、目立とうとして、でしゃばるのは、イケナイヨ❗😊

ウェイ君元気かなー?(^o^)

「普通」に、感謝


『向こうから来るボーカル希望者はもうダメだ』

そう悟った我々は、メン募サイトの「ボーカルで加入希望者」を攻める事にしました。

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ボーカルで加入希望者の投稿内容を1人ずつチェックしていたら、「バンドで歌ってみたいです」という女性を発見しました。
彼女は普通のJ-POPが好きな、極普通の女性。
しかし歌いたいジャンルに拘りが無く、純粋にバンドでボーカルをやってみたいようでした。

「これはもしかしたら、イケるのでは…?文章も丁寧でまともだし…」
(※とても大事)

警戒心を与えない為に、同性のしりげ姫が彼女とコンタクトをとりました。

姫「はじめまして、富山でアニソンバンドをやっ(略)宜しかったらお返事ください。」

女性「はじめまして。バンドのお話、とても興味があります。私はアニメソングがよくわからないので、良かったらどんな曲を演奏されたか、教えていただけませんか?」

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しりげ姫は動画サイトにある「Don't say "lazy"」星間飛行のURLを送りました。
彼女の反応は良く、顔合わせする事が決定しました。

彼女(以後、普通子さん)はしりげ姫より3歳年上の女性。
全てが普通の女性です。
しかし『普通ではない女性をたくさん見てきた』後の我々は、普通の彼女を見て「ああ、普通の人だ…良かった…」と安堵しました。
顔合わせ・音合わせがスムーズに行き、女性ボーカルとして加入して頂けました。

我々の基地っぷりに引かないか心配でしたが、普通子さんは「フフフ」と笑ってくれるだけで済んだので良かったです。

ああ、でも一度だけ彼女が不快感を顔に出したことがありました。
基地外筋肉ダルマが、当時流行っていた木村カエラ「Butterfly」の替え歌を歌ったのです。

サビの部分を
『まんまんくさ〜い、まんまんくさ〜い、超くっさ〜い』
と替えて…。

その時ゲラゲラ笑っていた私と極限メガネでしたが、普通子さんは「サイッテー!!」と吐き捨てるように言いました。
その反応にまた我々はまたゲラゲラ笑いました。
こうやって書くと、我々も人のことが言えないレベルの危うさですね。
こういうのがね、良くなかったんだけどね……。


余談ですが、後日、普通子さんから合コンに誘われました。
「面倒くせぇ…まぁ相手側がバンドメンバーじゃねぇからいいけどよぉ…(サブビッチさんを思い出しながら)」と穏やかに思いつつ、彼女の顔を立てる為に参加しました。

男性陣は年上の教師達でした。
しりげ姫は『政治的思想が合わないだろうな』と冷静に思いながら、シャレオツなイタ飯をガツガツ食べまくっていました。
普段の外食(バンド練習後)はラーメンばっかりだから仕方ない。
何の話をしたか殆ど覚えてません。

男「良い食べっぷりだね〜!俺、よく食べる女性好きですw」
姫「そっすか?へへッ☆」

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2次会にカラオケ行くらしいので、トリビア:しりげ姫はカラオケが嫌い)適当に理由をつけて連絡先の交換もせず去りました。
しりげ的によくやった方だと思います(^o^)



というわけで、女性ボーカルが加入しました!

次はギターが加入します!!

血潮は鉄で 心は硝子。
幾たびの戦場を越えて不敗。
ただの一度も敗走はなく、
ただの一度も理解されない。
彼の者は常に独り 剣の丘で勝利に酔う。
故に、生涯に意味はなく。
その体は、きっと剣で出来ていた。

その21 完。