複雑な心境のまま迎えた名古屋ライブ。
in 2011.3
路面凍結タイヤを切りつけながら雪道を踊るMM号
前回の名古屋ライブでは当日の朝早くに出発しましたが、今回は前泊・後泊する二泊三日のライブ旅になりました。
出発はライブ前日の夜。
ハイエースをレンタルして、6人のメンバーとC氏(健康な女性がタイプ)の7人で名古屋へGOGO!!
マジックミラー号だぜ〜!!
3月下旬とはいえ、山中は降雪しておりました。
トンネル前の電子掲示板には『出口ユキ』と表示されており、『ユキちゃん!出口ユキちゃん78歳!!』とか、やたら言っていました。
22時にはホテルに到着し、ボーカル2人は翌日早くにリハがあるので、早々に就寝していました。
他メンバーは飲み屋でエフッエフッしておりました。
↑C氏と舌を出して性的アピールをする筋肉
一通り飲んだ後ホテルへ戻り、皆で基地筋の部屋でダベりました。
しりげ姫も夢の世界へ旅立つため、野郎4人を残して部屋に戻り就寝しました。
野郎4人、何も起きないはずが無く……(^o^)
ライブ当日
翌朝、眠たそうにしている野郎達と対面しました。
(ボーカル2人は早めに会場入りしたので会わず)
姫「何でそんなに眠たそうなん?」
筋「朝方まで話し込んでて…」
姫「前泊した意味がねぇ!!」
野郎達で何の話をしていたのか?
極限メガネが『バンドを辞めたい』とこぼしていたそうです。
基地筋達は、朝方まで彼の話を聞いていたようです。
そうか…極限メガネもか…
キーボードは大変だし、練習時間で自分の時間も削られる。
更には仕事も忙しいときたもんだ。
極限メガネの気持ちも分かる。
それにしてもBJ(感情が無い)以外『辞めたい』地獄だな…
しりげ姫が25万円以上する電子ドラムを購入した後に…
しりげ姫は名古屋駅にある店で買いたいものがあったので、リハの時間までは自由行動としてもらいました。
用事を済ませ、ホテルまで向かおうとタクシーをカモーンさせました。
姫「ホテルガンダーラ(仮名)までお願いします(^o^)」
運「へあ?聞いたこと無いな!」
このタクシーがまた凄くてですね、片側4車線の一番左側から、一気に一番右の車線までギャーン!!とすっ飛ばしまして、しりげ姫「これが名古屋走りか…!!」と恐れました。
腹ペコしりげ姫、昼飯がまだだったので基地筋達に電話しましたが繋がりませんでした。
「どうしよう…コンビニ飯にするか…」
名古屋まで来て「ますの寿司おにぎり」を購入し、ホテルでモッサモッサ食べました。
名古屋で地元感じてる。
↑ますの寿しおにぎり
基地筋達は「まりん」という海鮮料理店で昼食を取っていました。
許せませんね🔪
↑まりんの定食
基地筋達と集合して、地下鉄でライブハウスまで向かいます。
名古屋の地下鉄…初めて…!
ライブハウスに到着し、大喜マンさんにご挨拶。
既に会場入りしていたボーカル2人と合流し、今度は我々のバンドのリハを行いました。
今回のライブにも有名声優さんが出演されてました。
「そんな装備で大丈夫か?」
更に『踊ってみた』で大人気の、ゾンビのマスクを付けてキレッキレのダンスを踊る方々も出演されてました。
相変わらず凄いゲストだぜ…!!
本番
ボーカル2人は「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」合わせ。
しりげ姫・極限メガネ・BJ(感情が無い)は「荒川アンダーザブリッジ」合わせです。
しりげ姫は「マリア」のコスプレをしました。
個人的に一番結構お気に入りの衣装です。
基地筋はキモオタ?のコスプレ?をしていました。
ガチレイヤーであるオタ子さんのノーズシャドウ&ハイライトが凄まじくて、衝撃を受けました。
でも写真写りはとても良かったので、計算されていたんだなぁと思いました。
気軽に加工できなかった時代のガチレイヤーは凄い。
●セットリスト
- Wonder momo-i(桃井はるこ)
- Last vision for last(百花繚乱 サムライガールズ)
- Love Cheat!(いただきじゃんがりあんR)
- 洗脳・搾取・虎の巻(ヴァジアルサーガ)
- 巫女みこナース・愛のテーマ(巫女みこナース)
もうワンダーモモーイバンドで良いでは?
ゾンビの方々がいらっしゃるのに『巫女みこナース』を演奏するのは大変危険行為でした。
個人的に『Last vision for last』が好きです、格好良いです。
↑絶頂基地筋
↑拡大したら目が死んでいたしりげ姫
↑ステージ上の集合写真
ライブ後
夜の屋外は凄まじく寒く、「3月の気温じゃ無い!!」と雪国出身者達は震え上がりました。
裏日本の湿った寒さとは違う、表日本の骨にまで響く寒さ!
寒さに震えながらホテルに機材を下ろし、ババシャツを着込んで打ち上げ会場へ向かいました。(会場はホテルから徒歩5分)
打ち上げは前回の名古屋ライブと同じく、出演者の方々と行いました。
基地筋が皆さんに私を紹介しました。
筋「この女性が、あのチャイナ服を着て暴れていた女性です」
他「えっ!?あの人、女性だったんですか!?」
名古屋の方が「味噌汁で赤味噌は使わない。合わせ味噌」と言っていて、しりげ姫はあまりの衝撃で我を忘れ、立ち上がってしまいました。
しりげ姫の名古屋への想いは、泡のように消えていきました。
「赤味噌を常飲しないなんて…そんなの、許さない!!」
↑秋吉の赤だし
普通子さんメス化
打ち上げ中、普通子さんがとあるバンドの男性(顔が良い)とお話していました。
何か共通の話題があったのでしょう、話は盛り上がっていました。
…というより、普通子さんだけやたらテンション高めで、男性は「ああ、そうだね」と冷静でした。
普段は大人しくて控えめな普通子さんが、あんなに……。
その時の普通子さんのテンションの高さを見て、私は『イケギタ君を初めてみた時のサブビッチさんのテンションの高さ』を思い出しました。
これは…恋ってるね?
アナタ、恋ってるね??
でも残念だ…もうお別れの時。
筋「我々はそろそろ…」
大「お疲れ様でした!」
大喜マンさんに挨拶し、さてホテルへ…と思ったら、普通子さんが言いました。
普「私達、もう少しここにいる!ね?オタ子ちゃん!」
オ「へ…???」
ああ…
私達よりも、他バンドの男性を優先したか…
もういいや……
さよなら普通子さん…
基地筋も私と同じように感じたらしく「わかった」とだけ言い残し、打ち上げ会場を後にしました。
巻き添えをくらったオタ子さんが可哀想でした。
恋愛するなとは言いません。
ただ、最後ぐらい私達を優先して欲しかった。
アナタがこの場でその男性と話せるのも、観客が多いライブハウスで歌えたのも、一体誰がお膳立てしたと思ってるの?
筋肉ダルマなんですよ?
「出来る人がやれば良い」と言っていたのに、出来ないアナタが、出来る人の持ってきた利益を誰よりも貪るのを見るのは、正直イヤな気持ちでした。
アナタが言っていた「出来る人がやれば良い」とは、こういう事だったんですね。
しりげ姫は普通子さんの対応に、マジ☆ショックを受けました。
普通子さんは以前、
「私、イケメン怖い。もうイケメンとは付き合えない…」
と吐露していましたが、結局顔じゃないですか…
サブビッチさんじゃないですか…
↑在りし日のサブビッチさん
翌日
普通子さんに対し、何事も無かったかのように振る舞う我々。
前回と同じく、矢場とんで昼食を取りました。
ヤバイ豚は名古屋では欠かせませんよ!
↑ヤバ豚
帰りのSAで観覧車に乗りました。
幼少期は山育ちだったので高所平気症だったのに、思春期に入ってから高所恐怖症になったしりげ姫。
軽く揺らす睾丸持ちに「揺らすんじゃない!!」と勇ましく苦言を呈しました。
↑
上段:しりげと筋肉(今だったら誰が触ったか分からないぬいぐるみなんて触りたくも無い)
下段:BJ(感情があるフリをするが無い)とC氏
↑デカいタコ焼きにテンションあがって撮影会
↑キムぴ〜基地外
富山に戻ってきて、飲食店で打ち上げ?をしました。
前回の名古屋ライブの時は「キャッキャゲハハ(^o^)」と楽しくしていたのですが、今回は違います。
最初は「お疲れ様でした〜」と食事していましたが、途中から不穏な空気が流れました。
「普通子さんの、昨晩の対応は如何なものか」
という話題が出ました。
必死で弁明する普通子さんでしたが、他メンバーの目は冷めておりました。
しりげ姫、感極まって泣いてしまいました。
姫「最後だったのに…最後だから皆でいたかったのに…!!」
それを聞いた普通子さんも泣き出して
「ごめんね、ごめんね…」と私を抱きしめてきました。
もう、遅い……
殺伐とした空気の中、泣くメス二匹。
何これ、本当にライブ後の打ち上げ?
しかも問題の発端が「まんまん キッ!キッ!キッ!」だなんて、穏やかじゃないわね。
蚊帳の外のC氏は、どうしたら良いかわからない感じでした。
姫「C氏、ごめん…バンドのクソみたいな問題に巻き込んで…」
C「いや、全然いいんだけど…逆に俺、いてもいいの…?」
バンド初期〜中期までは、誰よりも我々のバンドの事を知っているC氏…。
普通子さんとオタ子さんは、バンドを脱退していきました。
楽しさに満ちあふれていた前回の名古屋ライブとは真逆の、後味の悪い名古屋ライブになってしまい、残念極まりない。
その28 完。